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秋に売るなら、夏のうちに動いておく
カテゴリ:コラム  / 投稿日付:2026/08/21 09:13



「秋になったら売り出したい」というご相談を、毎年この時期にいただきます。

ただ、9月に入ってからご相談をいただくと、秋の売り出しには間に合わないことが多いです。

相続した不動産は、売却活動を始める前の段階に時間がかかります。
ここを知らないまま予定を立てると、気づいたら年末になっています。

売り出す前に3つの段取りがあります。



1. 名義の確認

亡くなった方の名義のままでは売却の手続きに入れません。
まず登記の状況を確認し、相続登記が済んでいなければ手続きが必要です。

相続登記は2024年4月から義務になりました。
それ以前に相続した不動産も対象で、期限は2027年3月31日です。
どちらにしても済ませなければならない手続きなので、売却のタイミングでまとめてやってしまうのが効率的です。
司法書士に依頼して、書類が揃っていれば2週間から1ヶ月ほどです。



2. 相続人の合意

相続人が複数いる場合、売却には全員の合意が必要です。
誰が相続するのか、売った代金をどう分けるのかを決め、遺産分割協議書にまとめます。

ここがいちばん読めません。
全員が近くに住んでいて話がまとまっていれば数週間で終わります。
遠方の方がいたり、連絡が取りづらい方がいたりすると、数ヶ月かかります。
相続人が誰なのかを調べるところから始める場合は、さらに時間が必要です。



3. 書類集め

戸籍・住民票・印鑑証明書・固定資産評価証明書
相続人の人数が多いほど、集める書類も増えます。

戸籍については、2024年3月から本籍地以外の市区町村の窓口でもまとめて請求できるようになりました。
以前より楽になりましたが、条件があるので窓口で確認してから動いてください。




秋の売り出しから逆算すると・・・
10月に売り出したいとします。
この場合、8月中には動き出しておきたいところです。

名義の確認と相続人の整理に3週間~1ヶ月。
合意と書類集めに1~2ヶ月、ここまでで2ヶ月前後です。
そのあと査定・媒介契約・販売資料の準備で2~3週間かかります。


つまり、8月に動き出して10月に売り出せれば順調なほうです。
9月に相談を始めると、売り出しは11~12月になります。
年末年始は買主も動きが鈍るので、
実質的には翌年の2~3月まで待つことになります。



■並行して進められること

手続きを待っているあいだ、何もできないわけではありません。
室内の片付けは先に進められます。
庭木の剪定や草刈りも、内覧の印象に直結するので早めにやっておくと効きます。
査定も、名義がまだ整っていない段階で受けられます。
金額の目安が分かると、相続人のあいだの話し合いも進みやすくなります。




解体するかどうかは先に決めなくて構いません

「古い家だから、解体してから売ったほうがいいですか」と聞かれることがあります。
夏のうちに決めておきたい、というご相談です。

結論から言うと、先に決めなくて構いません。
解体には費用がかかりますし、建物を壊すと住宅用地の特例が外れて、
翌年の固定資産税が上がります。
売れる見込みが立たないまま解体すると、費用だけが出ていくことになります。

建物が古くても、土地の条件がよければそのまま買い手がつくことがあります。
古家付きの土地として売り出し、買主が自分で解体する形にすると、こちらが解体費を負担せずに済みます。
どちらがよいかは、立地と建物の状態を見てからの判断です。
査定の段階でお伝えできますので、その時点で決めれば間に合います。



迷っている段階でも構いません
「売ると決めたわけではないけれど、いくらになるか知りたい」という段階で
ご相談いただくのが、いちばん動きやすいタイミングです。
金額が分からないままだと、家族で話し合っても結論が出ません。

じぶん不動産では、相続した不動産の査定とご相談を無料でお受けしています。
名義がまだ亡くなった方のままでも構いません。
まずは今の状況を整理するところからお手伝いします。




 

 

 


 

 

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「何から始めればいいかわからない」という段階でも大丈夫です。

 



 

 

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