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解体するなら年内か、年明けか
カテゴリ:コラム  / 投稿日付:2026/09/11 09:58




空き家の解体を考えている方から、時期についてよく聞かれます。

「いつやっても同じですか」という質問です。

実は、同じではありません。固定資産税が変わります。







固定資産税は1月1日時点の状態で決まります
固定資産税は、毎年1月1日時点の状態を見て決まります。
その日に建物が建っていたか、更地だったか。
それによって、その年の税額が変わります。
住宅が建っている土地には「住宅用地の特例」があります。
200平方メートル以下の部分は、課税標準が評価額の6分の1になります。
それを超える部分も3分の1です。
つまり、家が建っているだけで土地の税金が軽くなっています。


更地にすると、この軽減が外れます
建物を壊して更地にすると、住宅用地の特例は使えなくなります。
土地の税金は上がります。
「6倍になる」という言い方をよく聞きます。
ただ、実際には土地の評価額や負担調整措置によって変わるため、
必ず6倍になるわけではありません。
それでも、負担が増えることは確かです。





年内に壊すか、年明けに壊すか

ここから実務の話です。
12月に解体を終えると、1月1日時点では更地です。
その年の固定資産税は、軽減なしで計算されます。
1月2日以降に解体すると、1月1日時点ではまだ建物があります。
その年は、これまでどおりの軽減が受けられます。
たった数日の違いで、1年分の税額が変わります。



ただし、税金だけで決めないでください
では年明けまで待てばいいのか、というと、そう単純でもありません。
春は不動産が動きやすい時期です。
更地にしてから売り出す予定なら、年明けすぐの解体では、
春の売り出しに間に合わないことがあります。
解体には、見積もり、契約、近隣への挨拶、工事、そして滅失登記まで含めて、
1か月から2か月ほどかかります。
アスベストの調査が必要な場合は、さらに時間がかかります。
売り急ぐ必要がないなら年明け。
春に売りたいなら年内。
おおまかには、この考え方になります。



そもそも解体すべきかどうか
もうひとつ、先に確かめてほしいことがあります。
古家が建ったままでも売れる場合があります。
買主が自分で解体する前提で買われることもあります。
その場合、こちらで壊す必要はありません。
判断のために、3つ並べてみてください。
・解体にいくらかかるか(見積もりを取る)
・古家付きのままだと、いくらで売れそうか
・更地にすると、固定資産税がどう変わるか
数字が並べば、答えは自然と見えてきます。
「更地にしたほうが売れる」は、いつも正しいとは限りません。



補助金が使えることもあります
一宮市には、空き家の解体に対する補助制度があります。
ただし予算がなくなり次第で終了するため、
年度の後半は受付が締め切られていることもあります。
制度の内容は毎年変わります。
使うつもりなら、早めに市の窓口でご確認ください。
じぶん不動産では、解体の見積もりと売却見込みを並べたうえで、
どちらが得かをご一緒に考えています。
壊す前にご相談いただければ、選べる道が増えます。






 

 

 


 

 

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